曹洞宗用津院様 瓔珞修理

befor

after

瓔珞の糸が切れて落ちたので直してほしい

人天蓋の糸替えを頼まれました。長い方は糸替えして納めたので今度は短いほうの糸替え。受けたのは糸替えだけですがそうもいかず洗浄。1枚目の写真で真ん中あたりで比較できます。瓔珞は宝石の首飾りみたいな意味があるらしいが、その宝石らしいパーツは3x36本で108. そのパーツの更に小さい部品にはピーズが6x3x3で64. 風鐸と鈴のセットにするとこれまた108 まさに煩悩の数と一緒。やりたくないという心の声と格闘しつつ全バラしたパーツを組み上げます。これもう作務のような気がします。煩悩との戦いです。