高野山真言宗 不動寺様不動明王像

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センスが試される仕上げ方

市の文化財になるかもしれないと言われてた不動明王像です。市単位では教育委員会が担当ですので観光目的がメインの文化財指定になります。よく古色仕上げで歴史感を出すと言われていますが、要するに新品仕上げで木地を直し彩色し直す時に茶色系の色をふんだんに使用して古っぽさを出すというのが一般的です。弊社で得意としているのが、この歴史感を出しながら表面の汚れだけを取るという点です。洗剤で汚れを落としますが、かけ過ぎない、彩色し過ぎない、汚れの下にあるオリジナルの模様を浮き立たせるのが得意です。自分で言うのも何ですが、このあたりはセンスとしか言いようがないです。弊社の施工した写真を勝手に使用している業者が多々ありますが、こんな仕上げ方出来ませんね。