高野山真言宗光勝寺様厨子お洗濯

弘法大師堂に１７００年初頭から安置されていた厨子のお洗濯を依頼されました。歪んだり木が腐っていたり大変でしたがここまで綺麗に仕上がりました。出来るだけオリジナルのパーツを使わないと意味がないので最低限木地交換しました。厨子の中には弘法大師坐像が入るので多少歪んでるからといって平衡を保とうとして切ったりするとギリギリで作られた仏像が入らなかったりします。かと言って厨子の胴体を作り直したら意味がないので出来ません。昔からのものを直すのはいろいろ大変です。